第四弾(2020.12.17更新)
ソビエト KV-1B戦車
ドイツのTIGER1戦車を立て続けに2両作ったところで、ふと敵役を作りたくなったので、チャチャっとAmazonを検索。昔作ったことのあるKV-1の別バージョンであるKV-1Bを見つけたので、ポチっと注文。数日で届いたキットをこれまたチャチャっと組み上げてみました。
実はこのキット、原形はとても古いキットで車体には1972という数字が刻まれています。私は40年以上前、このキットの2番目の派生キットであるKV-2を作ったことがありますが、実に組みやすいキットでした。
今回手掛けたKV-1Bは組み立て図には1988と書いてあるので、最初のKV-1から16年後に発売されたきっとのようです。
部品数は少なく、ほとんど部品の合いもいいのですが、残念ながら砲塔の部分は何か設計ミスがあったようで、どうやってもパーツの隙間が開いてしまします。ここは腕の見せ所。
プラバンなどを使って整形しました。
もう一つ面白かったのが、アプリケと呼ばれた追加装甲を止めるボルトによって、デカールが非常に貼りつらい点です。
ボックスアートの例を採用すればさしたる苦労はないのですが、今回あえてリスクを負ってみました。
すると案の定、ご覧のとおり、デカールの劣化もありましたが、デカールソフターを塗りまくってもボロボロになってしまいました。あとは手書きで修正し、何とかして写真のように仕上げました。
ウェザリング塗装は、ボックスアートを参考に、先ずは錆さび状態を再現。(タミヤカラーのフラットブラウンを溶剤で溶かしながら程よく筆塗りしてます。)
というわけで、砲塔周りは若干苦労しましたが、まずまずの仕上がりになったと思います。(車体色はMr.カラーのダークグリーンをベースに、青緑をきつめにして塗っています。)